ゴキブリがいなくなるスプレーは、ゴキブリが通りそうな場所にあらかじめ吹きつけておく予防向けのスプレーです。メーカーは効果が約1か月続くと案内しています。通販のレビューには「見なくなった」という声と「1か月もつかは疑問」という声の両方が並んでいます。

評価が分かれる理由の多くは使い方にあります。このスプレーは待ち伏せ型なので、どこにどれだけ吹きつけるかで手応えが変わります。水がかかると効果が減ることもメーカーの注意事項に書かれています。

この記事ではメーカーの公式情報で製品の中身を確かめます。そのうえで楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングのレビューとXの投稿を原文のまま紹介します。使い方と注意点もまとめました。

  • ゴキブリがいなくなるスプレーの2つの働き
  • 通販サイトのレビューとXの投稿の原文
  • 帯状に吹きつける使い方と1本で使える量
  • 子どもやペットがいる家での注意点

ゴキブリがいなくなるスプレーの口コミと効果

まずは製品がどんなものかをメーカーの説明で確かめます。そのうえでレビューの良い声と気になる声がどこから生まれるのかを見ていきます。

どんな製品か

正式な名前は「コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレー」です。KINCHO(大日本除虫菊)が販売する防除用医薬部外品で、店頭や通販では200mLの「M」が並んでいます。

効能はゴキブリとトコジラミ(ナンキンムシ)とマダニの駆除です。有効成分はピレスロイド系のイミプロトリンとフェノトリンです。

メーカーは独自の残効処方で効果が約1か月続くと説明しています。従来品は約2週間だったので、その倍ほど長く続くようになったという位置づけです。

缶にも特徴があります。さかさまで使う専用の噴射ボタンで床に吹きつけやすい作りです。外側のフィルムをはがすと白いシンプルな缶になる「脱皮缶」という方式も採られています。

項目 内容
区分 防除用医薬部外品
容量 200mL
効能 ゴキブリ・トコジラミ・マダニの駆除
有効成分 イミプロトリン・フェノトリン
効果の目安 約1か月(使用環境で異なる)
使い方 さかさまにして床などに帯状に噴霧

表の内容はメーカーのゴキブリがいなくなるスプレー公式の製品ページで確かめられます。効果は使う環境で変わるという注記も添えられています。

待ち伏せと寄せ付けない2つの働き

メーカーが挙げている働きは2つあります。1つ目は待ち伏せて駆除する働きです。ゴキブリの通り道やよく出る場所に吹きつけておくと、薬剤に触れたゴキブリを駆除するとされています。

2つ目は寄せ付けない働きです。入ってほしくない場所に吹きつけておくと、よそから入ろうとするゴキブリがそこを嫌がると説明されています。

どちらも吹きつけた場所で働く点が共通しています。部屋全体に広がるタイプではないので、吹きつけていない場所では働きません。

メーカーは繰り返し使うことでいつのまにかゴキブリがいなくなるとうたっています。1回で終わりにせず、月に1度のペースで同じ場所に吹きつけ直すことが前提の製品と考えておくと期待とのずれが小さくなります。

見つけたゴキブリに直接かけて駆除する使い方もできます。ただし予防のための製品なので、直接かける用途がおもになる人は専用の駆除スプレーと比べてから選ぶとよいでしょう。

レビューで多い良い声

通販サイトのレビューを読むと、良い評価は侵入口に吹きつけたあとの変化に集まっています。網戸のサッシや換気口などに使ったあと、室内で生きたゴキブリに出会っていないという声があります。

玄関に使ってから見ていないという声もあります。いずれも入ってきそうな場所を先に決めて吹きつけている点が共通しています。

見た目の評価もあります。外側のフィルムをはがすと白い缶になるので、殺虫剤らしさが目立たずに置いておけるという声です。すぐ手に取れる場所に置いておけることは、月に1度の吹きつけ直しを忘れにくくする工夫にもなります。

Xでも入ってきそうな所や隙間に吹きつけて使っているという投稿が見られました。良い声の多くは「予防として先に使う」使い方をしています。

気になる声とその理由

一方で「1ヶ月持続するかどうかは疑問」というレビューもあります。理由として考えられるのは、吹きつけた場所の条件です。メーカーは噴霧した面に雨や水がかかると効果が減ると注意しています。

台所の流し台まわりや玄関の外のように水がかかりやすい場所では、効果が早く落ちる可能性があります。その場合は吹きつけ直すようメーカーも案内しています。

「忌避効果は殆ど無いように感じる」という声もありました。寄せ付けない働きは目で見て確かめにくいので、実感には個人差が出やすい面があります。

直接かけるときの使いにくさを挙げる声もあります。ミストタイプのやさしい噴射なので、勢いよく遠くまで飛ばす使い方には向きません。メーカーも直接かける場合は約60cm以内から約1〜3秒と案内しています。

気になる声の多くは「どこに吹きつけたか」「水がかかったか」「何に使ったか」で説明がつきます。使う前にこの3つを意識しておくと、レビューと同じ失敗を避けやすくなります。

この記事で触れているもの


ゴキブリがいなくなるスプレー(200mL)の口コミ・レビュー

ゴキブリがいなくなるスプレー(200mL)を買った人のレビューを楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングから原文のまま引用します。

楽天市場のレビュー

網戸のサッシ枠、サッシの換気框、浴室・トイレの換気口に屋内側から使用。
1ヶ月半ほどで上記出入口付近で待ち伏せ効果でやられた2匹の死骸と遭遇。室内での生存遭遇はナシ。
片付けがイヤな方や忌避効果を強く狙う場合は、同出入り口付近の屋外からの塗布の方がいいかもしれない。

出典:楽天市場「楽天ビック|コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレーM 200mL…」のレビュー

周りのシュリンクを剥がせば目立たない白色になり、殺虫剤としての主張が無くなり色々な場所に置きやすくなります。
効果も高いと思いますが、強力噴射ではないので直接虫にかけるとなると大変だと思います。元々予防用なので、届いたらすぐ玄関などに使うことをおすすめします。

出典:楽天市場「楽天ビック|コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレーM 200mL…」のレビュー

Amazonのレビュー

効果あり
玄関ドア下の隙間やベランダのサッシの所に予め吹きかけておくと、後で見るとお亡くなりになっています。
ただ、1ヶ月持続するかどうかは疑問。念の為2日に1日くらいは吹きかけ直しています。
また、殺虫剤特有のニオイは控えめなので、換気扇を回すのは必須ですが、台所の流し台周辺にも使っています。
あとは、パッケージを剥がすとボトルがシンプルな白に金鳥マークだけになるのが地味に有難い!!
すぐに使えるようにその辺に置いていますが、虫を連想させないので精神的に助かります。

出典:Amazon「KINCHO ゴキブリがいなくなるスプレー ゴキブリ トコジラミ 駆…」のレビュー

直接噴霧の効果が意外に高い
ドアの周りに噴霧しておいたところ、翌日すぐ側でクモ(恐らくアダンソンハエトリ)が御臨終していた。
肝心のゴキブリに対する忌避効果は殆ど無いように感じるが、直接噴霧すると20〜30秒程度あれば駆除出来る。当然クモに対しても有効。
一瞬とはいかないが、ゴキ退治+αという汎用性で★4…から容量の少なさで★3.5。

出典:Amazon「KINCHO ゴキブリがいなくなるスプレー ゴキブリ トコジラミ 駆…」のレビュー

Yahoo!ショッピングのレビュー

たわしを購入して送料無料にする為に考えたところゴキ防止を思いつきこちらを購入。家の近くに電車の倉庫があり倉庫廻りはよくネズミやらゴキをよく見て、たまに家の前の道路でも見るので1年で1.2回程見る家のゴキは玄関からだと思い予防の為に試しに購入。10月に使用した時からは見てなく、雪国なので寒い時は元々出ないのでまた暖かくなったら使用したいと思います。

出典:Yahoo!ショッピング「2980円以上で注文可能 コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレー…」のレビュー

侵入口に使って見なくなったという声がある一方で、1か月もつかや寄せ付けない働きには疑問の声もあります。

SNSの口コミ

X(旧Twitter)でゴキブリがいなくなるスプレーについて書かれた投稿です。容量までは書かれていません。

2件とも、入ってきそうな所に吹きつけて使っています。

レビューを読むときに見たいこと

レビューを参考にするときは、まず同じ商品のレビューかどうかを確かめます。KINCHOのゴキブリ用品にはスプレーや置き型など種類がいくつもあります。名前が似た製品のレビューが混ざっていないかを見てください。

次に見たいのは吹きつけた場所です。侵入口に使ったのか、ゴキブリに直接かけたのかで評価の意味が変わります。

家のつくりも手がかりになります。戸建てかマンションかや何階かによって、ゴキブリの入り方は違うことがあります。自分の家と近い条件のレビューほど参考にしやすくなります。

この記事で紹介したレビューは、同じ200mLの商品ページから原文のまま引用しています。良い声と気になる声の両方を載せているので、自分の家に近い声を探してみてください。

ゴキブリがいなくなるスプレーの正しい使い方

ここからはメーカーが案内している使い方と注意事項をまとめます。決められた使い方を守ることが効果と安全の両方につながります。

帯状に吹きつける使い方

基本の使い方はゴキブリがよく出る場所に帯状に吹きつけることです。メーカーは流し台やコンロ台や冷蔵庫の裏、戸棚の引き出しなどを例に挙げています。

  1. 吹きつける場所を決める
  2. 缶をさかさまにして持つ
  3. 15〜30cm離して十分ぬれる程度に帯状に吹きつける
  4. 噴射後は空気が入れ換わってから部屋に入る

量の目安は、約10cmの幅で1mあたり約6秒です。面で吹きつける場合は1平方メートルあたり約60秒(約50mL)とされています。

缶を水平にしたり傾けたりするとガスだけが出て、最後まで使えないことがあります。さかさまの向きを保つのが決まりです。60秒以上続けて噴射しないことも注意事項にあります。

トコジラミに使うときは壁や柱の割れ目やベッドのすき間などが例として挙げられています。どの虫に使う場合も、出てきそうな場所を先に見つけておくことが手応えにつながります。

1本で使える量の目安

200mLで1平方メートルあたり約50mLなので、面で吹きつけると1本で約4平方メートル分です。帯状の場合は1mあたり約6秒なので、計算上は1本で約40m分になります。

吹きつけ方 メーカーの目安 1本で使える量(計算)
面で吹きつける 1平方メートルあたり約60秒(約50mL) 約4平方メートル
約10cm幅の帯 1mあたり約6秒 約40m

表の右の列は200mLを目安の量で割った計算上の数字です。噴射の速さは缶によって多少違うので、あくまで買う本数の見当をつけるための目安として使ってください。

玄関とベランダの出入り口と台所のまわりに帯で吹きつけるなら、1回に使う長さは家によって数mから十数mです。月に1度吹きつけ直すなら1本で何か月もつかもその長さから見積もれます。使う場所を先に決めて長さを測っておくと、まとめ買いの本数も決めやすくなります。

吹きつける場所の選び方

このスプレーは吹きつけた場所で働くので、どこに帯をつくるかで手応えが変わります。家の中の場所ごとに候補をまとめます。

場所 吹きつける候補 気をつけること
台所 流し台やコンロ台のまわり・冷蔵庫の裏 食器や食品にかけない
玄関 ドアの下・たたきの角 雨が当たる外側は早めに吹き直す
ベランダ側 サッシや網戸の枠 植物にかけない
洗面所や浴室 換気口の室内側・排水口のまわり 水がかかると効果が減る
居室 エアコンの配管まわり・家具のすき間 家具は目立たない所で試す

台所はメーカーの例にも挙がっている場所です。食器や食品にかからないように、吹きつける前にまわりの物を片付けておきます。

玄関やベランダ側は外から入ってくる場所の代表です。屋内側から使うか屋外側から使うかは家によって違います。雨が当たる場所は効果が早く落ちやすいので、吹きつけ直しの間隔を短めにします。

洗面所や浴室は水を使う場所です。水がかかると効果が減るので、水が届きにくい換気口の室内側などを選ぶと続けやすくなります。

どの場所でも出たことのある場所と外につながるすき間を優先します。家じゅうに少しずつ吹きつけるより、入り口を決めてしっかり帯をつくるほうがメーカーの使い方に沿っています。

効果を保つコツ

効果を保ついちばんのコツは月に1度の吹きつけ直しです。メーカーの目安が約1か月なので、吹きつけた日をカレンダーに書いておくと忘れにくくなります。

水がかかった場所は早めに吹きつけ直します。雨が当たるベランダや玄関の外、水を使う流し台のまわりが代表的な場所です。水拭きをした床も同じように考えておくと安心です。

吹きつけた面はすべりやすくなるとメーカーは注意しています。人がよく歩く床の真ん中より、壁ぎわや家具のすき間など通り道の端に帯をつくると歩くときの危なさを減らせます。

入ってくる場所が分からないときは、出たことのある場所の近くから始めます。エアコンの配管まわりや換気口や玄関のドアの下など外とつながるすき間も候補になります。

紹介したレビューでも見なくなったと書いている人は入り口を先に押さえています。製品の仕組みを詳しく知りたい方はゴキブリがいなくなるスプレーの効果と仕組みもあわせて読んでみてください。

子どもやペットがいる家での注意

噴射している間は噴射する人以外は部屋に入らないようにします。噴射したあとは部屋の空気が外気と入れ換わってから入るよう案内されています。

カーペットや畳の表面に使ったあとは、乳幼児が薬剤をなめたり這い回ったりしないよう注意するよう書かれています。小さな子どもがいる家では、子どもが触れにくい場所を選んで吹きつけると安心です。

観賞魚や小鳥などのペットにはかからないようにします。ペットのえさや食器、植物にかからないようにすることも注意事項にあります。

ペットがいる家での使い方はゴキブリがいなくなるスプレーはペットに安全かでくわしくまとめています。飼っている生き物に合わせて吹きつける場所を決めてください。

薬や化粧品でアレルギー症状が出たことがある人は、使う前に医師か薬剤師に相談するよう書かれています。ぜんそくの症状がある人も同じです。

床や家具への影響と保管

塗装面やプラスチックや家具、畳などは目立たない場所で試してから使うよう案内されています。素材によっては変色や変形のおそれがあるためです。

ワックスやニスを塗った床の中には薬剤で傷みやすいものがあります。変色したときは熱いお湯でしぼった布で蒸らし、住居用洗剤などでふくよう書かれています。

噴射剤には火に対して安全性の高い炭酸ガスが使われているとメーカーは説明しています。それでも注意事項には火気と高温への注意が書かれているので、火のそばでは使わないようにしましょう。

保管は子どもの手が届かない涼しい場所にします。夏場の車内やファンヒーターのまわりは避けます。水まわりや湿気の多い場所は缶がさびて破裂するおそれがあるので置かないよう書かれています。

使う前に確かめたいのは「吹きつける場所」「水がかかるかどうか」「子どもやペットが触れるかどうか」の3つです。この3つを決めてから吹きつけると失敗が減ります。

置き型の駆除剤との組み合わせ

ゴキブリ対策には吹きつけるスプレーのほかに置き型の駆除剤もあります。置き型は食べさせて駆除するタイプで、スプレーとは働き方が違います。

スプレーは入り口や通り道に薬剤の帯をつくる道具です。置き型は家の中にいるゴキブリに食べさせる道具です。役割が違うので、組み合わせるときはそれぞれの表示に従って置き場所を決めます。

置き型の駆除剤の使い方はゴキブリのベイト剤は逆効果かで取り上げています。置き場所の考え方が分かるので、スプレーと合わせて読んでみてください。

どの組み合わせが合うかは家によって違います。まずは入り口の帯から始めるのが手軽です。

ゴキブリがいなくなるスプレーに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 効果はどのくらい続きますか?

A. メーカーは約1か月続くと案内しています。ただし使う環境で効果は変わるとされています。噴霧した面に雨や水がかかると効果が減るので、その場合は吹きつけ直してください。

Q2. ゴキブリに直接かけても効きますか?

A. 直接かける使い方も案内されていて、約60cm以内から約1〜3秒噴射します。ミストタイプのやさしい噴射なので、遠くから当てる使い方には向きません。

Q3. どこに吹きつければよいですか?

A. メーカーは流し台やコンロ台や冷蔵庫の裏、戸棚の引き出しなどを例に挙げています。入ってきてほしくない場所に吹きつける使い方も案内されています。

Q4. 吹きつけたあとすぐ部屋に入れますか?

A. 噴射している間は噴射する人以外は入らないようにします。噴射したあとは部屋の空気が外気と入れ換わってから入るよう案内されています。

Q5. トコジラミにも使えますか?

A. 効能にはトコジラミ(ナンキンムシ)の駆除も含まれています。壁や柱の割れ目やベッドのすき間などが使う場所の例として挙げられています。

Q6. 1本でどのくらい使えますか?

A. 面で吹きつけると1平方メートルあたり約50mLなので、200mLで約4平方メートル分です。約10cm幅の帯なら1mあたり約6秒なので、計算上は約40m分になります。

ゴキブリがいなくなるスプレーの口コミと使い方のまとめ

ゴキブリがいなくなるスプレーは、通り道や入り口に吹きつけて待ち伏せる予防向けの製品です。効果の目安は約1か月で、月に1度の吹きつけ直しが前提です。

レビューの良い声は、入り口を先に決めて吹きつけた人に多く見られます。気になる声の背景には、水がかかった場所や直接かける使い方とのずれがありそうです。

使うときは缶をさかさまにして帯状に吹きつけます。水がかかったら吹きつけ直し、子どもやペットが触れにくい場所を選びます。

レビューやXの声は自分の家と似た環境の人の感想を探す材料として役立ちます。製品の表示とあわせて読み、自分の家に合う使い方を見つけてください。

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