網戸の張り替え料金はホームセンターでいくら?相場を解説!
網戸が破れてきたとき、まず気になるのが張り替えにかかる料金だと思います。自分でやれば数百円で済むという話もあれば、業者に頼んだら1枚1万円近くかかったという話もあって、いったいどれが本当なのか分かりにくいところです。
結論から言うと、網戸の張り替え料金は「どこに頼むか」と「窓のサイズ・網の種類」で大きく変わります。ホームセンター、専門業者、シルバー人材センター、そして自分でのDIYと、それぞれに向き不向きと相場があります。
この記事では、依頼先ごとの料金相場から、料金を左右するポイント、少しでも安く抑えるコツまでまとめました。自分の家の網戸にはどの方法が合うのか、判断する材料にしてもらえたらうれしいです。
- 網戸の張り替えを依頼先別に頼んだときの料金相場
- ホームセンター(カインズやコーナンなど)の料金と対応の違い
- 窓のサイズや網の種類で料金がどう変わるのか
- 網戸の張り替え料金を安く抑える具体的なコツ
それでは、依頼先ごとの料金からくわしく見ていきます。
網戸の張り替え料金は依頼先で違う?相場を比較
同じ網戸の張り替えでも、どこに頼むかで料金はかなり変わります。まずはDIY・ホームセンター・専門業者・シルバー人材センターという4つの依頼先について、それぞれの相場と特徴を並べて見ていきます。安さだけでなく、手間や仕上がりの質もふくめて比べるのがおすすめです。
ざっくりした全体像は次の表のとおりです。あくまで1枚あたりの目安ですが、どこに頼むと自分に合いそうかを考えるときの入り口にしてみてください。
| 依頼先 | 料金の目安(1枚) | 向いている人 |
|---|---|---|
| 自分でDIY | 約1,000〜3,500円 | とにかく費用を抑えたい人 |
| ホームセンター | 約2,000〜5,000円 | 手軽さと安さの両方がほしい人 |
| 専門業者・サッシ店 | 約3,000〜10,000円 | 仕上がりや大判の窓を任せたい人 |
| シルバー人材センター | 約900〜2,100円 | 地域で割安に頼みたい人 |
それぞれの中身をひとつずつ見ていきましょう。
自分でDIYで張り替える場合の費用
いちばん安く済むのが、自分で網を張り替えるDIYです。かかるのは基本的に材料費だけなので、1枚あたり1,000円前後から張り替えられます。必要な道具をひととおりそろえても、総額の目安は1枚あたり1,500〜3,500円ほどというのが現実的なところです。
用意するのは、張り替え用の網(ロール)、周囲を固定する押さえゴム、ゴムを溝に押し込むローラー、余った網を切るカッターやハサミといった道具です。網のロールは1本で2〜3枚分とれることが多く、押さえゴムやローラーは数百円程度で買えます。道具は次回以降も使い回せるので、2枚目、3枚目と枚数が増えるほど1枚あたりの単価はどんどん下がっていきます。
網は色によっても使い勝手が変わります。グレーの網は外の景色が見えやすく、ブラックの網は室内から外がくっきり見えて目隠しの効果も高めです。値段はどちらも大きくは変わらないので、DIYなら好みに合わせて選べるのも自分でやるときの楽しさのひとつだと思います。せっかく張り替えるなら、防虫性だけでなく見え方も意識して網を選んでみてください。
ただし、きれいにピンと張るには少しコツが要ります。網がたるんだり、押さえゴムのサイズが合わなかったりすると、やり直しになることもあります。とはいえ手順そのものは難しくないので、費用を最優先するならDIYが最有力です。仕上がりの美しさや手間とのバランスを見て選ぶのがよいと思います。具体的なやり方は網戸の張替えを賃貸で自分でやる手順の記事もあわせて読んでみてください。
ホームセンターの張り替え料金と対応
「自分でやる自信はないけれど、できれば安く」という場合に候補になるのがホームセンターです。店頭や引き取りでの張り替えサービスの相場は、1枚あたり2,000〜5,000円程度で、18メッシュの標準的な網なら6,000円前後が目安になることもあります。
対応は店舗によってけっこう違います。たとえばカインズは店舗への持ち込みと自宅への引き取りの両方に対応していて、持ち込みは予約不要で気軽に頼めます。自宅引き取りの場合、枚数が少ないと別途3,000円ほどの引き取り料金がかかることがあります。コーナンは店舗持ち込みには対応せず自宅引き取りのみで、標準工事の場合3,300円ほどの工事費がかかる例があります。ビバホームは店舗ごとに扱いが違い、持ち込み限定で受け付けている店もあります。
店頭に持ち込む場合でも、その場ですぐ仕上がるとは限らず、混み具合によっては数日ほど預かりになることがあります。急ぎのときは、仕上がりまでどのくらいかかるのかを受付で確認しておくと安心です。ふだんの買い物ついでに立ち寄って頼めるのは、ホームセンターならではの気軽さだと思います。
このように「持ち込みか引き取りか」で追加料金が変わるので、自分で店舗まで運べる人は持ち込んだほうが割安になりやすいです。網を持っていない場合は店側で用意してくれることも多いですが、その分の材料費は加算されます。料金体系や対応の最新情報は、カインズ・リフォームの網戸張替え解説ページのような公式情報で事前に確認しておくと安心です。
網戸専門業者・サッシ店に頼む費用相場
仕上がりの質やスピードを重視するなら、網戸の専門業者やサッシ店という選択肢もあります。費用相場は1枚あたり3,000〜10,000円と幅がありますが、これは網のグレードやサイズ、現地での脱着作業の有無、出張費などが金額に含まれてくるためです。
サッシ店は窓まわりの専門なので、網戸だけでなく戸車の不具合やサッシのゆがみといった周辺のトラブルもまとめて相談できるのが強みです。サッシ店での張り替えは1枚あたり3,000〜5,000円程度が目安とされています。一方で、業者によっては「1枚1,100円から」といった業界最安値をうたうところもあり、価格の幅がとても広いのが実情です。安いところは複数枚まとめての依頼が前提だったりするので、条件もあわせて見ておくと安心です。
専門業者を選ぶときに大事なのは、1枚あたりの料金だけで判断しないことです。張り替え費に加えて出張費や網戸の脱着費、部材費などが別で加算されると、最終的な合計は思ったより高くなることがあります。見積もりをとるときは「合計でいくらになるか」を必ず確認しておくと、あとで慌てずに済みます。とくに掃き出し窓のような大判の網戸は、業者に任せる価値が出やすい部分です。
シルバー人材センターに頼む料金
意外と知られていないのが、地域のシルバー人材センターに張り替えを頼む方法です。料金の一例では、大きめのサイズ(180×80cm程度)で1枚約2,100円、小さいサイズ(50×60cm程度)で1枚約900円といったところで、業者よりも割安になりやすいのが特徴です。
料金の決め方はセンターごとに違い、たとえば基本料金に1平方メートルあたりの単価と事務費を足していく方式のところもあります。地域性がとても強く、一律にいくらとは言えないため、まずはお住まいの地域のセンターが対応しているかどうかを問い合わせるのが第一歩になります。網を自分で用意して持ち込む前提になっている場合もあるので、そのあたりも最初に聞いておくとスムーズです。
シルバー人材センターそのものの仕組みや近くのセンターの探し方は、全国シルバー人材センター事業協会の公式サイトで確認できます。ただし、繁忙期は順番待ちになることもあるので、網戸を使いたい季節の前に、時間に余裕をもって相談するのがおすすめです。地域とのつながりで頼める安心感もあり、費用を抑えたい人には有力な選択肢だと思います。
網戸の張り替え料金を左右する要因と安く抑えるコツ
依頼先が決まっても、実際の料金は条件によって上下します。ここではサイズ・網の種類・追加料金という3つの要因を整理して、それぞれが料金にどう効いてくるのかを見ていきます。仕組みが分かると、見積もりの金額が妥当かどうかも判断しやすくなります。
窓のサイズ別に見る料金の目安
網戸の料金にいちばん素直に効いてくるのが窓のサイズです。網の面積が大きくなるほど材料も手間も増えるので、料金も上がっていきます。小窓や腰高窓のSサイズなら1枚2,000〜4,500円、標準的なMサイズで4,200〜7,200円、掃き出し窓のLサイズで3,500〜7,000円あたりが業者に頼んだときの目安です。
数字を見ると分かるように、サイズが上がるとおおむね料金も上がる関係にあります。とくに掃き出し窓のような大判の網戸は、一人だと張りにくく脱着にも力が要るため、業者に頼む価値が出やすいところです。逆に、小さな窓が何枚もあるようなお宅では、まとめてDIYで張り替えたほうがトータルの費用をぐっと下げられます。
自分の家の窓がどのサイズに当てはまるかを先に把握しておくと、見積もりの金額が相場に合っているかを判断しやすくなります。サイズをまたいで何枚か張り替えるなら、大きい窓だけ業者、小さい窓はDIYといった組み合わせで頼むのも賢いやり方です。
見積もりを頼む前に、網戸の幅と高さをメジャーでざっくり測っておくと話が早く進みます。サイズを伝えるだけでおおよその金額を教えてくれる業者も多く、電話やメールの段階で相場感をつかめます。数センチの違いで料金の区分が変わることもあるので、正確な採寸は現地で任せるとしても、目安の数字だけは控えておくと便利です。
網の種類・グレードで変わる料金
もうひとつ料金を大きく動かすのが網そのものの種類です。標準的な18〜24メッシュの網は価格が安く風通しも良いので、こだわりがなければこれで十分なことが多いです。一方で、機能性の高い網を選ぶと、その分だけ料金が上乗せされます。
おおまかな違いは次の表のとおりです。使う場所や家族構成に合わせて選ぶと、余計な出費をおさえつつ満足度を上げられます。
| 網の種類 | 特徴 | 料金の傾向 |
|---|---|---|
| 標準(18〜24メッシュ) | 安くて風通しが良い | 追加費用はほぼなし |
| ペット対応網 | 引っかきに強い | +1,000〜3,000円ほど |
| ステンレス網 | 丈夫で15〜20年もつ | 価格は高め |
| 花粉対策の高密度網 | 花粉を通しにくい | +1,000〜3,000円ほど |
犬や猫の引っかきに強いペット対応網や、目が細かくて花粉を通しにくい高密度メッシュは、標準網に比べて1枚あたり1,000〜3,000円ほど高くなるのが目安です。ステンレス網はとても丈夫で15〜20年ほどもつため、初期費用は高いものの張り替えの回数そのものを減らせるという考え方もできます。メッシュの数字が大きいほど網目は細かくなり、防虫性は上がりますが風通しは少し落ちます。どの網を選ぶかで使い勝手も料金も変わるので、網戸の24メッシュと30メッシュの違いを解説した記事や、網戸の網の種類をまとめたRESTAの解説も参考に、家の環境に合うものを選んでみてください。
出張費や脱着費など追加料金の注意点
見積もりで見落としがちなのが、本体の張り替え費以外にかかる追加料金です。業者に出張で来てもらう場合、作業員の移動や人件費として1枚あたり500〜2,000円ほど上乗せされることがあります。網戸をレールから外して運ぶ脱着作業が別料金になっているケースもあります。
ホームセンターでも、自宅まで引き取りに来てもらうと枚数が少ないときに引き取り料金が加算されることがあります。こうした費用は「1枚いくら」という表示だけを見ていると見えてこないので、張り替え費・出張費・脱着費・部材費をすべて足した合計で比較するのが失敗しないコツです。
規格外の大判サイズや、色を指定した網、特殊な高機能網などは、材料費と手間が増えるぶん追加料金がかかりやすい部分です。見積もりの段階で「この金額に含まれるもの・含まれないもの」を確認しておくと、当日になって想定外の請求に驚くことを防げます。金額だけでなく、作業範囲まで書いてある見積もりを出してくれる業者は、それだけで信頼できる目安になります。
網戸の張り替え料金に関するよくある質問
ここでは、網戸の張り替え料金についてよく寄せられる疑問に答えます。依頼先選びで迷ったときの参考にしてみてください。
ホームセンターと業者はどちらが安い?
標準的な網でシンプルに張り替えるだけなら、ホームセンターのほうが安く収まりやすいです。相場でいうとホームセンターは1枚2,000〜5,000円ほど、専門業者は1枚3,000〜10,000円ほどが目安になります。ただし、大判の窓や特殊な網、現地での脱着が必要なケースでは、専門業者のほうが仕上がりや手間の面で有利なこともあります。手軽さと安さを取るならホームセンター、質と安心を取るなら専門業者、と考えると選びやすいです。
料金だけでなく保証の有無も見ておくと安心です。専門業者のなかには、張り替え後の一定期間にたるみや外れが出たときは無償で手直ししてくれるところもあります。ホームセンターは価格が明確な反面、こうしたアフター対応は店舗によって差があるので、長く使いたいなら保証の内容もあわせて比べてみてください。
賃貸の網戸の張り替え料金は誰が負担する?
賃貸住宅の場合、経年による自然な劣化での張り替えは大家さんや管理会社の負担になることが多いです。一方で、入居者の不注意で網戸を破ってしまった場合などは、入居者負担になることがあります。まずは自己判断で張り替える前に、管理会社や大家さんへ相談するのがおすすめです。勝手に張り替えてしまうと、あとで費用を請求しづらくなることもあるためです。判断に迷う場合は、契約書の原状回復に関する項目も確認しておくとよいと思います。
破れの原因が台風や飛来物などの災害によるものなら、加入している火災保険で直せる場合もあります。心当たりがあるときは、負担の話をする前に保険の対象になるかを調べてみると、思わぬ形で費用をおさえられることがあります。
網戸1枚だけの張り替えでも頼める?
1枚だけでも頼むことは可能です。ただし、多くの依頼先では枚数が少ないほど1枚あたりの単価は割高になりがちです。出張費や引き取り料金が枚数にかかわらず一定でかかる場合、1枚だけだとその分の負担が重く感じられます。もし家の中に張り替えたい網戸がほかにもあるなら、まとめて依頼したほうがトータルではお得になりやすいです。1枚だけ急ぎで直したいときは、持ち込み対応のホームセンターやシルバー人材センターだと比較的頼みやすいです。
まとめ|網戸の張り替え料金は依頼先とサイズで比較を
網戸の張り替え料金は、依頼先と窓のサイズ、網の種類という3つで大きく変わります。とにかく安く抑えたいならDIYで1枚1,000円前後から、手軽さ重視ならホームセンターで2,000〜5,000円、質と安心なら専門業者で3,000〜10,000円、割安に頼みたいならシルバー人材センター、というのがざっくりした目安です。
料金を安く抑えるコツとしては、まず自分でできる範囲はDIYにすることが基本になります。とくに小さめの窓は難易度が低いので、材料費だけで済ませられます。100円ショップの材料でどこまでできるかは網戸の張替えは100均でできるかを解説した記事でもふれています。そのうえで、複数枚をまとめて依頼する、引き取りより持ち込みを選ぶ、シルバー人材センターを活用するといった工夫も効きます。
そして何より効くのが、2〜3社から相見積もりをとることです。同じ作業でも業者によって金額の幅が大きいので、比べるだけで数千円変わることもあります。急いでいないなら、料金と対応の両方を見比べて納得できるところに頼むのが、結果的にいちばん賢い選び方だと思います。この記事の相場感を手がかりに、自分の家に合った張り替え方法を選んでもらえたらうれしいです。網戸がきれいになると風通しも気持ちよくなるので、季節の変わり目のタイミングで見直してみるのもおすすめです。